「五反田アートブックバザール」に行ってきました

IMG_0609

慶応大学で一般展示されていた「グーテンベルグ聖書」を見て、そのまま五反田まで歩いて「五反田アートブックバザール」に行ってきました。


アートブックバザールは、アート、デザイン、建築、工芸、ファッション、映画、写真集、展覧会図録、絵本、ポスター、ポストカード、版画など古今東西のアートを気軽に楽しめる古本市です。


五反田アートブックバザール

五反田アートブックバザール

五反田アートブックバザール

様々な本屋さんが出店していることもあって、棚に個性があって面白かったです。

先日ご紹介した、RHYTHM_AND_BOOKS.さんも見かけました。
相変わらず、おもしろい構成で楽しかったです。

RHYTHM_AND_BOOKS.

RHYTHM_AND_BOOKS.

ちょっと立ち寄った程度だったんですが、魅力的な本が(しかも安い)多かったため、ついつい色々買ってしまいました。
それぞれを今後詳しくご紹介することもあると思うので、簡単に買ったものを。



まずは、今日マチ子の『センネン画報』
透明、という先入観を持っていたんですが、思いのほかシャープというか、ひりひりさせられました。
漫画自体は美しいんですが、その美しさに切られてしまうような感覚になりました。




こちらも、とても美しい本でした。
電子書籍では表現できない、紙の本ならではの仕掛けが気もちいいです。
紙の手触りも好感触です。




10巻セットで1000円という格安なお値段でしたので、購入。
「巻を進めるごとに中だるみしていく」という話を聞いていて、特殊な世界観だしそんなもんかな、と思っていたのですが、まったくの誤解でした。
むしろ、どんどんと人や蟲の業(ごう)や性(さが)に触れていくことが多くなり、ずぶずぶと物語が深くなっていきました。
メジャーだしいつか読めるだろう、と後回しにしていたんですが、それを少し後悔しました。
とはいえ、完結したものを一気に読むことができた、という点では幸運だったのかも知れません。




6つの短編からなる漫画ですが、まだ1つ目を読んだきり。
時間をかけて読もう、と思っているため中々読み進められません。



Andrew Wyeth : emotion and creation

andrew wyeth : emotion and creation

大好きなアンドリュー・ワイエスの図録です。
ワイエスの画集は見つけたら必ず購入しています。
今回は、「アンドリュー・ワイエス―創造への道程(Andrew Wyeth:Emotion and Creation)」という展覧会の図録です。
ワイエスの絵が生まれるまでの過程が分かる一冊です。
リアルな絵が特色のワイエスですが、習作を見ることによって、彼が描こうとしていたものがより分かってくる気がします。






世界の子供たち

これが、今回の一番の収穫であるとともに、今のところ今年No1の一冊です。
裏には以下のように書かれています。


カルチエ=ブレッソン、ユージン・スミスから日曜写真家まで――
30万点の写真のなかから厳選された
世界70カ国のカメラマンによる218人による子供たちの”決定的瞬間”


<子供>をテーマに作られた写真集ですが、まず何より、一枚一枚の写真が素晴らしい。
単体で見ても息を飲むような写真がぎゅうぎゅう詰めになっていて、はやくページをめくりたいという気持ちと、もっとじっくり見ていたいという気持ちがせめぎあいます。
写真一枚一枚に、どこで、誰に撮られたものかが記されているので、お気に入りの写真家を見つけるのにも一役買ってくれる、実用的にも申し分ない本です。

また、子供、という一つの層で世界を切り取ったため、その断面は多種多様です。
被写体となる子供自体もそうですし、写真にはその子供を取り囲む文化が写り込んでいます。
異文化を体感せずにはいられません。

スポーツ、勉強といった、いくつかのカテゴリーに自然と分けられているのもまた、文化間の相違を感じる装置として働いています。

もっともっと書きたいことはあるんですが、後日改めて記事にしようと思います。


荷物を預けて、のびのびと楽しむことができました。
次回開催が待ち遠しいです。


五反田アートブックバザール


You may also like

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です