世界の夢の本屋さん

本屋さんには、荷物置き場をつくってほしい。


いい。
すごくいい。

世界の本屋さん(主に欧米)を、豊富な写真、オーナーや店員へのインタビューで紹介する本。
大きさとしては、卒業アルバムくらいかな。
結構、大きいです。

僕は、本屋が好きです。
チェーン展開している書店も、一店舗だけでこだわりを持って仕入れている本屋も、生協も、古本屋も。

そう、書店には、荷物置き場を作って欲しい。
そこに本やらPCやらが入ったリュックをうっちゃって、迷路みたいな本棚で宝探しをしたい。
身軽になって、時間を忘れて、ひしめき合う本と触れ合いたい。

と、ちょっとおおげさにも聞こえるけど、そんな風に思うわけです。

この本に出てくる書店は、どれも個性的で、行ってみたくてたまらない。
というか、お洒落。
これは、撮り手の力も大きいだろうけど、画になる写真がずらり。
思わずため息。

どの書店も、好き勝手やってるわけです。
市場のニーズ、というのも意識しなければならない時もあるけど、「これを置きたいから置く」と、オーナーが自分の嗜好を押し出して運営している。

本屋をやりたいから、本屋をやっている。
そんな気持ちを感じられる。

店主が見てるのは、僕たち「客」ではなく、あくまで「本」。
例えるなら、歌手などのアーティストに似ているかも知れない。

本人たちは、自分たちの歌いたい歌を歌う。
「歌」だけを見つめている。
ファンはそれを追いかける。
そのアーティストに、自分から会いにゆく。
こっちに、「どんな曲を歌って欲しい?」なんて聞いてくるアーティストは、興ざめ。


と、ここまで書いといてなんですが、上に書いたことはウソです。
半分くらい。

いや、アーティストだって、ファンに感謝したり、ファンのために色々するわけです。
本屋も同じ。

客という存在を完全に無視した店は、”書店”ではなく、ただの個人的な”書斎”に過ぎない。
いい、わるい、ではなく、それは本屋ではないと思うし、それ以前に市場がその存在を認めてくれないんじゃないかな。

だから、ここに出てくる書店は、結構丁寧にお客さんの目線に意識を配っている。
というか、むしろ書店として、お客さんに「どう見せるか」という点に独自性を出している店も多々あり。
本を集めるだけが、本屋ではないのです。

ここに出てくる書店は、どれも個性的です。
でも、”どこが”個性的かは、それこそ、その書店それぞれです。

ここに出てくるオーナー、店員さんたちは、”本”が好きというよりも、むしろ”本屋”が好きなのかな、と思わされる。

本と本屋って、ものスゴく密接な関係だし、片方だけが好き、て人は少ないと思う。
でも、本と、本屋の良さは、微妙に、でも確実に違う。
そんなの、当たり前だけどね。

僕も本屋、大好きです。

いい本屋、てなんでしょうか。
どんな本屋だったら、行ってみたいですか?



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