刑務所図書館の人びと―ハーバードを出て司書になった男の日記

刑務所図書館の人びと

ナイフをどう使うか。本をどう読むか。

受刑者の中で、いちばん司書に向いているのが風俗の男。逆にまったく向いていないのがサイコキラーと詐欺師。ギャング、銃器密輸人、銀行強盗は群衆整理がうまく、少人数の協力者と手組んで、慎重に練った計画を抑え気味のテンションで実行するのが得意。ということは、司書の基本的技能に長けているといっていい。

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檀流クッキング

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料理の手触り。

また、私の同化性というか、適応性というかは、人並みはずれているようで、ロシア人と一緒にいればロシアのものを食い、朝鮮人と一緒にいれば朝鮮のものを食い、日本のオフクロのみそ汁でなくっちゃ、という帰巣本能に乏しいようだ。というより、オフクロの味をよその味と思っているわけで、私が真ん中であり、私が移動すれば、私の移動先の味が私の味だと思い込んでしまうようだ。


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